不整脈の症状と治療

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不整脈と心臓の関係

不整脈と心臓の関係ですが、心臓は体中に血液を送るポンプの役割を担っていて、心臓には右心房と左心房、右心室と左心室からなっていて、心臓内に入った血液は順に回ることにより、ポンプの働きをこなすことができるわけです。

 

体中に血液を届けるためには、心臓の外壁と内壁を形成する心筋の収縮により行われていて、心臓には刺激伝道系と呼ばれる、心筋の収縮を行うよう命令を発する電気回路があります。

 

心筋の収縮を行う電気回路は、一定のサイクルで発電所が生み出した電気を、心臓じゅうに届ける電線に近いものとなりますし、発電所に該当する右心房の洞房結節となります。

 

右心房から生み出された刺激は、洞房結節、心房、房室結節、ヒス束、心室中隔を走る左右の脚、左右の心室という順序で届けられます。

 

洞房結節により生み出された刺激が心房に届きますと心房の収縮が行われて、心室に届きますと心室の収縮が行われます。

 

心筋の収縮が行われることにより、心室から体じゅうへと血液が送られることになりますが、心臓の機能に正常ですと、刺激が一定サイクルで生じ、毎回確実に心室まで血液が届けられます。

 

一般的に、大人は安静時の状態で1分間あたり50〜70回ほどの規則正しい収縮、拡張が反復されていますが、刺激の発生の規則性が失われて、電気がスムーズに届けられなくなりますと、心臓で行われている収縮や拡張のリズムに狂いが生じ、不整脈の症状が現れます。

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