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不整脈の頻脈治療2
不整脈の治療には大きく分けて除脈治療と頻脈治療という治療方法がありますが、頻脈治療といっても種類はいろいろとありますので、そのうちの一部について取り上げていきます。
不整脈の頻脈治療のひとつに、植込み型除細動器(ICD)治療という方法がありますが、植込み型除細動器治療という治療方法は、頻拍性・心室性・致死性不整脈が引き金となる心臓突然死を食い止める手立てとして採用されています。
植込み型除細動器治療という治療方法を取り入れますと、心臓が致死性不整脈状態に陥った場合、ICDがキャッチし、ICDにはペースメーカーの機能も搭載されていますので、ひとりでに電気ショックをかけて心臓のリズムを元通りにします。
植込み型除細動器(ICD)治療方法の他には、心再同期治療機能付き植込み型除細動器(CRT-D)治療という方法がありますが、ICDの機能が伴っているという特徴があります。
心再同期治療機能付き植込み型除細動器(CRT-D)治療は、薬物療法をしっかりしているのに症状が良くならない重症心不全の場合、電気刺激により心室収縮のタイミングの乱れをコントロールし、血行動態を良くすることが狙いの心再同期治療機能による治療が可能なのです。
心再同期治療機能付き植込み型除細動器(CRT-D)治療は、見た目にもICDと大きな違いはないのですが、心臓の中に挿入することになる電線が3本あります。
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